祝アニメ化!冬はキャンプに行こう あfろ「ゆるキャン△」
かわいい絵柄にだまされてはいけません。はじめて本作に出会ってから一年以上が経っていますが、一貫して「冬のキャンプ」を描くという超硬派な漫画です。夏が来てもお構いなしの完全無視。
そしてまさかの2018年アニメ化。おらワクワクしてきたぞ!
富士山が見える湖畔でキャンプをする女の子、リン。自転車に乗り富士山を見にきた女の子、なでしこ。二人でカップラーメンを食べて見た景色は…。読めばキャンプに行きたくなる。行かなくても行った気分になる。そんな新感覚キャンプマンガの登場です!
かわいいだけじゃないんだなこれが
作中でも語られていますが、冬キャンプは「人がいない」「虫がいない」「空気が澄んでいて星がきれい」。もうこれに尽きると思います。ぼくも冬キャンプによく行くので、大いに共感です。貸切万歳。
追記:冬キャンプ入門の記事書きました。
物語は、二人の主人公を中心に進みます。ソロキャンプが好きでキャンプ慣れしたリン、サークルに所属してグループキャンプ中心の初心者、なでしこ。仲良くワイワイと思いきや、二人が示し合わせて一緒にキャンプに行くのは4巻まで待たなければなりません。マジかよ、、、。
3巻までは別行動。だがそれがいい。キャンプにまつわる喜びやトラブルが、中級者と初心者の両サイドから語られるため、女の子がキャッキャウフフする漫画にありがちな間延び感がない。移動中は、別行動でもLINE風のチャットをはさむことでテンポよく見せてくれるのもGoodですね。
硬派なソロキャンガールのリンちゃんがこの漫画の良心です。
外で食う肉は3割増
まず、出会いのシーンで二人をつなぐのが、カップヌードルカレーであることに感動を禁じえない。寒い日のカップヌードルカレーは最高だ。この漫画は、キャンプの寒空の下で食べる、冷えた体に染み渡るあの味を思い出させてくれます。
4巻にはクリスマスのキャンプ中すき焼きを食べていましたが、去年やっていたのでびっくり。ソロ用クッカーを持ち寄ってなので、作中ほど豪華ではないですが。
特に"いい肉"を使うというところに共感。宿泊費もかからんのだから金を惜しんではいけないです。 写真は、個包装のため地ベタにおいても大丈夫の図。高級品は肉が一枚一枚、ビニールに包まれている(マジかよ)。口に入れるとスッて消えます。
おわりに
4巻では、なでしこがスリーピングマットなしで問題ないというシーンがありますが、鵜呑みにしてはいけません。底冷えは本当に辛いのでここは要注意!寒くて眠れなくなりますよ。
個人的には冬場の浜辺キャンプも好きなので、そのうち本作中でも見られると嬉しいなあ。
結論:リンちゃんかわいい