賃貸DIY 次元の壁を超越するホームシアターの作り方
前回は板壁を作りましたが、今回は板壁のホームシアター化にチャレンジです。賃貸DIY第2弾スタート!
板壁設置&木材塗装はこちら。
賃貸DIY 趣味部屋を加速させる板壁の作り方#1 準備編 - lstn.tokyo
賃貸DIY 趣味部屋を加速させる板壁の作り方#2 組立編 - lstn.tokyo
VR?画面の中に入ったらいいのに
巷で流行っているVR。さぞ没入感があるとの話を聞いていますが、いっそのこと、こちらが2次元の世界に飛び込めないだろうか。そんな思いで今回の企画はスタートしました。
結果がこちら。
おわかりいただけただろうか?
完全にチームの一員になってますね。もう没入感とかチャチな言葉じゃ表現できない。
第三者から見ても、ぼくが登場人物の1人であることは明らかでしょう。一丸となって、何かを成し遂げた感じの空気になっている。
これはバーチャルリアリティじゃない、『リアル』だ。
はい。ということで今回は、プロジェクターとプロジェクタースクリーンの取り付けです。
完成形はこんな感じです。
計画
ホームシアター設置のためには、投影するプロジェクタと、映像を映すスクリーンの2つが必要です。
今回は、以下の作業を進めていきます。
- 前回作成した板壁にスクリーン設置
- プロジェクタを中空に設置するラック作り
スクリーン取り付け
こちらは簡単。板壁の上部にスクリーン用の横板を仕込んでいたので、スクリーンの説明書に従って取り付けていきます。
今回は、IKEAで遮光ローラーブラインドを調達しました。
本来はブラインドですが、DIY業界ではプロジェクタスクリーンの代用品として久しいようです。先人に倣って、こちらでチャレンジします。
選定ポイントは以下の通り。
- プロジェクタ専用品に比べ半額程度で済む
- 使わないな時はロール式なので丸めてまとておける
- スクリーンの端を切ることでレイアウトに合わせて自由にサイズ変更できる
今回は切らずに購入したままのフルサイズで使用。運良くサイズがぴったりでした。 一点、取付金具用のネジは別途用意する必要があるので注意してください。取付場所に応じて 変わりますが、ここでは短めの木ネジで固定しています。
プロジェクタラック作り
プロジェクタの取り回しって結構めんどくさいですよね。
最近は短焦点のものも出てきているようですが、やはり大画面で迫力の映像を楽しむには、プロジェクタとスクリーン間の距離がある程度必要です。
そうなると、人が写りこまずに、スクリーンまでの距離を十分に取るためには天井づけが最有力候補なります。
しかし、賃貸なので天井への穴空けなどはNG…。どうしようか。
そこで、ディアウォールを使って擬似天井を作ってしまおうというアイデアです。
使ったもの
- プロジェクタマウントキット x1
- ディアウォール x1セット
- 2x4材 x1本 左側支柱
- 1x4材 x1本 天板
- L字金具
- 地震用つっぱり棒 + 端材
今回、天板を支える右側には背の高いロッカー(KOKUYO!)があったので、支柱として利用しました。
また、天板の後側は、扉の枠の出っ張りの上に置くようにしていますので、左支柱、右ロッカーと合わせて3点で支える構造になっています。
塗装する
前回の板壁と同様、SPF材の塗装。
今回もワトコオイル(エボニー)とブライワックスで塗装していきます。
注意!全く別の時期に買った木材を利用したのですが、色の乗り方に差があるようです。
神経質な方は、同時期に同じ業者から買った木材を使うことをおすすめします。
組み立てる
写真から大体想像がつくとおもいますが、以下の手順で進めています。
1人では大変なので、誰かに手伝ってもらいましょう。
- 左支柱の天井側と床側にディアウォールをはめ込む。
- 水平器を使いながら左支柱を立てる
- L字金具で左支柱に天板を固定
- 天板の高さに合わせて、右支柱も固定(今回はロッカー上に、端材と地震用つっぱり棒で調整)
- 投影しながらプロジェクタの左右位置を確認
- マウントキットを天板にネジ止め
- プロジェクタを設置、投影を見ながら微調整
これで完成。
試してみる
これはなかなか…いいね!
Youtubeなんかもかなりくっきり写って、満足度高いです。
やっぱりスクリーンは大事ですね。発色が全然違います。IKEAのロールカーテンも十分使えることが証明されました。
みなさんも是非チャレンジしてみてください。映画好き、アニメ好きは検討の価値有りの一品でした。